目次

  1. 髪を抜いたら毛根に血が…これってマズイ!?
  2. そもそもなぜ毛根に血が付くの?
  3. 毛乳頭が抜けたら毛が生えない!?
  4. 対策は、安易に髪の毛を抜かないこと
  5. 毛根に付いている血に関して【まとめ】
  6. そのほか、毛根についての関連記事をご紹介

髪を思い切り抜いたら、毛根に血が...!

血というと生々しさから、さすがにドキッとしますよね。

「なぜ毛根に血が付いているのか?」
「こんな時、どう対策すればいいの?」

と疑問に思ったり、焦っている方もいらっしゃることでしょう。

そこで今回、ヘアラボ編集部が「毛根に血がつく原因とその対策」について詳しく説明していきます。
みなさんの不安や焦りが少しでも解消されるように丁寧にお話をしますので、ぜひ最後までご覧ください!

そもそもなぜ毛根の血が付いてしまうのか?

ここではまず、その原因からしっかりと解説していきますね。

毛乳頭まで抜ける→周辺の「毛細血管」が切れる→毛根に血が付く

簡潔に説明すると、毛が抜ける際に、毛根の奥に存在する「毛乳頭」が抜けて、その際に周辺の「毛細血管」が切れることにより、毛根に血が付くことがあると考えてください。

...そもそも毛乳頭って何?
...それと毛細血管ってどんな関係があるの?

と疑問に思われた方、大丈夫です。
下記でもう少し詳しく説明していきますね。


まずは「毛乳頭」の役割について。

下の画像をご覧ください。

毛乳頭とは、毛根の一番下に位置していますよね。(後ほど、さらに詳細の画像を紹介します)

この毛乳頭は、成長期に頭皮の毛細血管から栄養を受け取る役割を持っています。

この「毛細血管から栄養を受け取る」という点が、とても大事なポイント。
栄養の受け渡しをするために毛乳頭と毛細血管が結びついているわけですね

普通は髪を抜いても毛乳頭までは抜けないのは、この結びつきがかなり強いから。

ただ、あまりに勢いよく引っ張ると、毛乳頭まで抜けることがあるのです。

そして、毛乳頭が抜けるということは、繋がっていた毛細血管が切れてしまうということ。
その結果抜けた毛根に血が付いてしまうわけですね。

これで、なぜ毛根に血がつくのか、大まかにご理解いただけたかと思います。

毛根に血が付いている状態=毛乳頭が抜けている状態

であることが、これまでの説明でわかったかと思います。

そしてこれから説明するのが、「毛乳頭が抜けたら毛が生えてこない」という事実について。

かなり恐ろしい内容となりますが、目を背けずにしっかりと理解してくださいね。

毛乳頭は毛の生成をつかさどる「司令塔」

毛根の拡大画像
毛根の拡大画像

さらに一歩踏み込んで、毛乳頭の役割について説明します。

毛根には「毛乳頭」のほかに、その毛乳頭をぐるっと囲っている「毛母」というものがあります。

それぞれ、髪が成長する期間である成長期において大事な役割を果たす部分。

先にも述べた通り、毛乳頭は毛細血管から栄養を受け取るのでしたよね。

そして、毛乳頭は毛母に対し、「栄養の供給」と毛を生やす・伸ばすといった「シグナルを送る」大事な役割も持っています。

これらによって、毛母内の毛母細胞が細胞分裂を繰り返し、髪の毛の生成を行っていくという仕組み。

つまり、毛乳頭は髪の生成のすべてをつかさどる、いわば司令塔のような存在なのです

それほど重要な毛乳頭が抜けてしまったらどうなるか...。みなさんも想像ができるのではないでしょうか?

当然、その毛穴から次の髪の毛は生えてきません。

以上から、「毛乳頭が抜ける=次の毛が生えない」と言えるわけですね。

まとめ

毛根に血が付く原因と、その結果起こる事態について説明してきましたが、一旦ここまでをまとめると以下のようになります。

  • 毛根に血がつく=毛乳頭まで抜けている=毛細血管が切れている証拠である

  • また、毛乳頭は髪の生成をつかさどる司令塔である

  • そんな毛乳頭が抜けたら次の毛は生えてこない

このように整理すると、毛根に血が付いている状態はできるだけ避けたほうが良いと言えるでしょう。

毛細血管が切れるなど、考えただけでも少し怖いですし、ましてや次の髪の毛が生えてこないなど、絶対に避けたいところ。

......でも、具体的にどのような対策をすれば良いの?

そんな疑問に答えるために、ここからは毛根に血が付く状態を避けるための対策方法について説明していきますね。

毛根に血がついている状態をなくす対策は、「そもそも髪を抜かない」こと。

毛乳頭を抜かないように微妙な力加減で引っ張るなど、至難の技です。

そもそも、髪の毛を引っ張るのには相当な力がいりますから。

たまたま毛乳頭まで抜けてしまった…とならないように、安易に髪の毛を抜かないようにしましょう。

「別に一本くらい」となるのか、「大事な一本」とするのか、それはあなた次第。

大事な髪の毛ですから、意識的に抜かない努力をしてくださいね。

髪を抜いてしまうのが「癖」になっている方へ

「髪を抜かないようにと言われたって…」

髪を抜くのが癖でやめられない、無意識の内に抜いてしまっている、このように悩んでいる方は「抜毛症(トリコチロマニア)」の可能性があります。

抜毛症とは、髪の毛をはじめとした全身の体毛を、自分で引き抜いてしまう行為障害のこと。

患者さんの中には髪の毛を毛根ごと抜くことに、快感を覚える方もいらっしゃいます。

この記事をご覧の方で、すでに抜毛症と診断を受けている方もいらっしゃるかもしれませんね。

もし心当たりがあり、まだ病院に行かれていない方は、一度診察を受けることを推奨します。

抜毛症で抜いた毛は、多くの場合、時間が経つと再び生えてくると言われています。

ただし、繰り返しになりますが、血が出るまで強く引っ張り、毛乳頭が抜けてしまうと毛は生えてきませんので、注意しましょうね。

今回は、毛根についた血の正体についてご説明しました。

毛根に血が付いているということは、毛乳頭まで抜けていること。そして、毛乳頭が抜けたらもう毛が生えることはない…

そう聞いて驚いたのではないでしょうか?

大切な髪の毛ですから、そんなことが起こらないように、むやみに髪の毛を抜いたりする行為は無くしてくださいね。

本記事が、毛根の血でお悩みの方にとってお役に立てていれば幸いです。

毛根についてもっと詳しくしりたい!

今回も説明ででてきた毛根について、さらに詳しく知りたい方はこの記事をご覧ください。

毛を抜いた時に、白い半透明の膜が付着していたことはありませんか?
実はそれ、「毛根鞘」というものかもしれません。

この記事では、その毛根鞘についても詳しく説明してあります。

また、記事の最後には毛根の形の一覧をご紹介。毛根の形を観察することで、自分の毛髪の状態を知ることができんですよ。

毛根が黒いと危ない!?

自然に抜けた髪の毛の毛根は、白くなっています。

それは、ヘアサイクルが正常な証拠。

逆に毛根が黒いということは…ヘアサイクルが乱れているかもしれません。

ヘアサイクルの乱れは薄毛を引き起こします。心当たりがある方はこちらの記事を参照して、対策をとっていきましょう。