目次

  1. ヘアアイロンのダメージで髪が傷む!これって対処できる?
  2. ヘアアイロンで髪が傷む原因は“熱ダメージ”
  3. <3つのケア>でヘアアイロンによるダメージを補修
  4. ヘアアイロンによるダメージは「予防」が大切
  5. ダメージを抑える!正しいヘアアイロンの【ポイントと使い方】
  6. ヘアアイロンの熱ダメージを最小限に抑えて美髪を保とう!

美しいストレートヘアを作るためだけでなく、さまざまなヘアセットにも活用される“ヘアアイロン”。

今では女性のみならず、男性でも「毎日のように使用している!」という方もいるのではないでしょうか?

しかし、そんな便利なヘアアイロンを使うことで、日々進行していく“髪の傷み”を実感している方も多いはず。

なぜ髪が傷んでしまうの?
この傷みをケアする方法はある?

という疑問をお持ちの方のために、ヘアアイロンで髪が傷んでしまう原因とその対処法について解説していきます。

そのヘアセット、ダメージを気にしなくて大丈夫…?
そのヘアセット、ダメージを気にしなくて大丈夫…?

ヘアアイロンを使うことで髪の毛が傷む原因は、過度な加熱のダメージにより“毛髪のタンパク質の熱変性”が起きることにあります。

熱変性というのは、無数のアミノ酸が立体的に組み合わさって繊維状になったタンパク質の構造が熱によって分解し、壊されてしまうことを示しています。

火を通すと卵が硬くなり脆くなってしまう現象も、これと同じ原理なんですよ!

この熱変性が起きることで髪を守っていたキューティクルは剥がれ、毛髪内部のタンパク質は壊れやすくなってしまうので、髪の毛の水分が失われてしまいます。
すると、毛髪の内部は乾燥して密度がスカスカになり、枝毛や切れ毛になりやすくなってしまうのです。 


さらに、ヘアアイロンの熱が250℃以上になると髪は溶けてしまいます
本当に恐ろしいですよね…。

これだけ聞くと、これからヘアアイロンを使う度にビクビクしてしまいそうですが、ご安心ください。

ヘアアイロンを正しく使い、きちんと毎日髪の毛をケアさえすれば、髪へのダメージを極力抑えることができるんですよ!

ここまでの説明で、熱ダメージの影響の強さは十分にお分かりいただけたと思います。

では、そのヘアアイロンの熱ダメージによって見た目や手触りが悪くなってしまった髪の毛をどうにかしたい方のために、以下の<3つ>のケア方法をご紹介していきますね!

  • シャンプー
  • トリートメント
  • 洗い流さないトリートメント

ひとつずつ詳しく解説していきます。

頭皮や髪に刺激の少ないシャンプーで洗髪

“洗浄力”や“脱脂力”の強いシャンプーで頭を洗うとスッキリするのですが、頭皮や髪本来のバリア機能を守るために必要な皮脂や常在菌も落としてしまうので、使用は避けましょう。

すでにダメージを受けた髪をさらに乾燥させてしまうこともありますので、お気をつけてください。


髪や頭皮のケアを考えるのであれば、汚れをしっかり落としながらも頭皮の必要な皮脂などを適度に保てるアミノ酸系シャンプーがおすすめなのです。

また、アミノ酸系シャンプーのなかでも弱酸性のものを選んであげることで、髪に余計な刺激を与えず、弱酸性の状態を保つことができます。

具体的な商品について知りたいなら、おすすめのアミノ酸系弱酸性シャンプーをご紹介している記事を読んで、お買い物の参考にしてみてください。

トリートメントでダメージホールを補修

洗い流すタイプのヘアトリートメントには、熱ダメージによる刺激でスカスカになってしまった毛髪内部の隙間を補修する効果が期待できます。

髪の毛の失われた水分やタンパク質の欠如した部分を埋めて、髪の毛の水分を保ってくれるのです。


熱による髪へのダメージはとても大きいので、きちんと補修効果が得られるようにダメージヘア用のトリートメントを選ぶことをおすすめします。

ダメージ用のヘアトリートメントにどのような商品があるのか知りたい方は、おすすめのトリートメント3選を紹介している記事を読んでみてください。

洗い流さないトリートメントで髪をコーティング

熱による髪の傷みをシャンプーやトリートメントでケアした後は、せっかく補修された髪の毛から水分を逃さないように、“洗い流さないトリートメント”で髪をコーティングしましょう!

洗い流さないトリートメントは髪の潤いをキープするだけでなく、ハリやつやを与えてくれるので髪の毛の美しさを際立ててくれます。

中には、UVプロテクト効果で紫外線ダメージをカットしてくれるものもあるんですよ。

おすすめの洗い流さないトリートメントをお探ししたい方は、UVプロテクト効果のあるトリートメントをご紹介している記事もあわせてチェックしてみてくださいね。

何か起きてからでは遅い!避けられる危険は回避しよう。
何か起きてからでは遅い!避けられる危険は回避しよう。

ここまでにお伝えしてきたようなケア方法で、ダメージを受けてしまった髪をケアすることはとても大事です。

しかし、髪は傷んだ部分を補修して見た目や手触りを整えることはできますが、枝毛や切れ毛のように傷みきってしまったものを元の形に戻すことはできません

だからこそ、そもそもヘアアイロンの熱ダメージを出来る限り抑えてあげることが大切なのです。

今ある健康な髪を傷ませないためにも、ヘアアイロンは「ただなんとなく使う」ではなく「正しく使う」ことを意識しましょう。

ヘアアイロンの正しい使い方や押さえるべきポイントについて、次の段落で説明していきますね!

ヘアアイロンを使う時の【ポイント】

まずは、ヘアアイロンの熱ダメージによって髪を傷ませないために、以下2点のポイントを押さえておきましょう。

  • スタイリング剤は使わない

  • 温度は「120~140℃」を守る

なぜ、“スタイリング剤を使わないほうが良いか”というと、スタイリング剤などの塗布物で髪を重くすると、どうしても髪がへたってしまい綺麗にクセがつきにくくなるためです。

それに伴ってヘアアイロンをあてる時間が長くなり、かえってハイダメージになるので、ヘアアイロンをかける前は出来るだけ髪を軽くしておくようにしましょう。

ちゃんと洗い流さないトリートメントをつけてからドライしていれば、ある程度の熱ダメージを抑えることはできますよ。

そして、“温度を「120~140℃」にキープさせる理由”は、髪のタンパク質の熱変性を最小限にくい止めるためです。

以上の、髪を傷ませないための“ヘアアイロンのポイント”が把握できましたら、つぎは正しい使い方について知っていきましょう。

ヘアアイロンの【使い方】

①~⑥の順番でヘアアイロンの正しい使い方を詳しく説明していきますので、しっかり手順を守って実践してみてください。

髪をしっかり濡らす
※濡れた髪が良いのではない。寝癖などが着いた状態ではキレイにクセがつかないのでしっかり濡らしてクセのない状態に戻そう。

洗い流さないトリートメントをつける
コーティング効果により、髪の毛を挟んだ時の摩擦や熱などによるダメージの負担を抑えてくれる。

髪を乾かしきる
濡れた髪はダメージを受けやすい状態になっているので、水分を含んだ髪の毛をヘアアイロンで挟んでしまうと、摩擦の刺激によって髪を傷めてしまいます。湿っている部分がないようにしっかり乾かしましょう。

ヘアアイロンの温度を調整する
ヘアアイロンの電源を入れて温度を調節し、温まるのを待ちましょう。温度を高くすれば高くするほどクセはつきやすくなりますが、その分髪を傷める度合いに比例しますので、120~140℃に設定しましょう。

ブロッキングする
ヘアクリップを使い、髪を数カ所にブロッキングしましょう。スタイルや髪の量などによってブロッキングする数や場所は調整してくださいね。

ヘアアイロンをかける
髪の中側(普段見えていない部分)からヘアアイロンをかけます。「2~3秒あてては離し」を繰り返しながら毛先に向かってスライドさせていけばダメージを極力抑えられます。低い温度だからといって、何度も何度もあてるのは最も髪に負担がかかるので控えましょう。

熱ダメージを抑えて美髪を守ろう!
熱ダメージを抑えて美髪を守ろう!

ここまで、ヘアアイロンの熱ダメージによって髪が傷むメカニズムやその対処法、ヘアアイロンの正しい使い方についてお伝えしてきましたが、いかがでしたか?

ヘアアイロンやコテなどによる熱ダメージは、髪にとって良いものではありません

しかし、男女問わずオシャレをするためには欠かせないツールであるヘアアイロンを急に使わなくすることはできませんよね。

それなら、髪の傷みに対する心配を最小限に抑えてヘアアレンジを楽しめるように、正しいヘアアイロンの使い方を意識して熱ダメージを予防しましょう。

ヘアアイロンによって熱ダメージを受けた髪の毛のアフターケアも忘れずに行ってくださいね。