目次

  1. 【海外のハゲ解説】なぜ男性はハゲるのか?
  2. 【海外のハゲ解説】去勢した少年聖歌隊員(カストラート)はハゲ知らず
  3. 【海外のハゲ解説】ホルモンの仕業…
  4. 【海外のハゲ解説】どんな人が ハゲるのか?
  5. 【海外のハゲ解説】なぜ女性はハゲないの?
  6. ⑦【海外のハゲ解説】もしハゲたら…タフなカウボーイでさえ落ち込みます…
  7. ⑧【海外のハゲ解説】動物だってハゲるんです…
  8. 【海外のハゲ解説】より成熟し、より消極的に…
  9. 【海外のハゲ解説】人類がいつからハゲ始めたのかは研究者にもわからない
  10. 【海外のハゲ解説】子作りより子育て
  11. 【海外のハゲ解説】ハゲに効果が期待できる薬、あります!
  12. 【海外のハゲ解説】帽子をかぶってもハゲません!
  13. 薄毛対策には育毛剤もおすすめ
  14. ハゲの関連記事はこちら

なぜ男性はハゲるのでしょうか? なぜ女性ではなく、男性の髪の毛は抜け落ちてしまうのか?科学者たちにこの質問の答えとアドバイスを聞いてみましょう。

鏡をチラ見するだけで、額の生え際が大きく後退しているのが確認できてしまうアナタ。安心してください。アナタは独りではありません。ノルウェー人の男性の半数は、50歳前後からハゲ始めますから。

それにしても…なぜ男性だけがハゲるのでしょうか?

動物界において、人間の男性だけがハゲてしまう生き物なのでしょうか? ハゲの進行を遅らせるために私たちにできることはないのでしょうか? ハゲについて人類の進化論に基づく解説はできないものでしょうか? ハゲ頭には、何か特殊な機能でもあるのでしょうか?

ノルウェーの研究者たちが上記のような多くの質問に答えてくれます。また、髪の毛を維持するために奮闘している男性にアドバイスをしてくれます。

酵素+テストステロン=脱毛剤
酵素+テストステロン=脱毛剤

酵素テストストステロンが結合すると脱毛剤になります。

「抜け毛の要因は性ホルモンなんです。」ベルゲン大学の動物学教授で研究者でもあるPer Jakobsen氏はこう言います。「ある方法でハゲから身を守ると、他の何かが犠牲になります」と。 中世から1800年代にかけて、聖歌隊員の中でも特に美しいボーイソプラノの少年たちは、思春期に入る前に去勢し、声変わりで美声を失わないようにしていました。「ある時、皆が気づいたんです。去勢した少年たちが、大人になってからも誰一人としてハゲなかったことに。このことから、ハゲには男性ホルモンが一役買っていたことが明らかになりました。」と Jakobsen氏。

何かを得るには何かを犠牲に…
何かを得るには何かを犠牲に…

「去勢した聖歌隊員の少年たち(カストラート)はハゲないんですよ」とPer Jakobsen 氏。

「自然に毛が抜けることをアンドロゲン(男性ホルモン性)脱毛症」と呼びます" とJakobsen氏。 「アロペシアとは脱毛症のことで、多くの男性が経験している脱毛やハゲは、ステロイドホルモンが原因のアンドロゲン(男性ホルモン性)脱毛症なのです。この種の脱毛は、病気が原因である他のタイプのものと異なります。」

続いて、研究者で皮膚科医でもあるCato Mørk 氏が、多くの男性のフサフサした髪の毛に男性ホルモンがどのような影響を与えるかを説明していきます。

これもホルモンのせいなのか?
これもホルモンのせいなのか?

ステロイドホルモンのせいでハゲるんです。ホルモン…侮れません。

男性の体内に存在する酵素は、テストステロンという主要な男性ホルモンをジヒドロテストステロン(DHT)に変換させます。「個人が有する酵素の量は、遺伝によるものですが、それが母系なのか父系なのか、あるいは両方なのかは確定はできません。」と皮膚科医のMørk氏。ジヒドロステロン(DHT)というホルモンには、中でもとりわけ毛髪を細く短くする作用があります。

科学者たちは、アジア人男性(黄色人種)の毛包にある酵素の量は、白人男性より少ないと考えています。これが白人男性より、アジア人男性のほうがハゲにくい傾向があるとされている理由です。

Mørk 氏によれば、これらの酵素は加齢とともに蓄積するものではないそうです。ゆっくりしたプロセスの中で、酵素は、男性がハゲ始めるより前から時間をかけて蓄積されていきます。

その他の要素としては、頭部にあるリセプターの数があげられます。リセプターが多いほど、より多く毛が抜けます。

男性は、そもそもたくさんの酵素とテストステロンを有していますが、頭部のリセプター数が少なければ髪の毛を維持することができるのです。

リセプターの数が重要
リセプターの数が重要

リセプターが少なければ、髪の毛がたくさん抜けずにすむらしい。リセプターの量は遺伝します。

テストステロンという男性ホルモンが、髪の毛に影響を及ぼします。ですから、女性は男性と同じようなハゲ方はしないのです。」と皮膚科医のMørk氏。

ところが、女性が閉経すると、エストロゲンという女性ホルモン値が下がり、もともと女性の体内に存在していたテストステロンが威力を持ち始めるのです。このことが女性の髪の毛を細く、薄くさせる原因なのですが、生え際にハゲが集中する男性と比べると、女性の髪の毛は均等に薄くなっていくと言われています

エストロゲンが減ると…
エストロゲンが減ると…

女性ホルモンのエストロゲンが減ると、男性ホルモンのテストステロンがパワーアップし、薄毛が助長されます。

「ハゲるということは多くの男性にとって衝撃的な出来事です。なぜなら、フサフサした髪の毛は若さのシンボルだからです。」と動物学者のJakobsen氏。 「女性は太ることを気にし、男性はハゲることを気にするのです。」

「気休めになるかどうかわかりませんが…動物界においてハゲる生き物は、我々ヒトだけではないのですよ。」中には、頭がハゲているオスのほうが、より多くのメスを惹きつける動物もいるんですよ。人間界でも、一部のハゲたフットボール選手や俳優に同じことが言えますね。

スカートめくりはもう終わり
スカートめくりはもう終わり

男性の頭がハゲるのは「女の子のスカートめくりをして喜んでる時期はもう終わったよ」ということを自然に知らせてくれているということなのです。

動物学者のPer Jakobsen氏にいわく、チンパンジーもほぼヒトと同じようにハゲるそうです。中には、頭頂部がハゲるオスのチンパンジーもいるそうです。また、尻尾の短いマカク属のサルは、オス、メス共に毛が薄くなります。マカク属のサルは、オスメス共に、頭頂部により多くのレセプターを持っているからです。

ケニア東部に生息するツァボ・ライオンの中にもハゲるオスがいます。他の種類のライオンには、この様なたてがみの喪失は見られません。ツァボ・ライオンの群れには、たてがみがフサフサの他種のライオンと比べ、より多くのメスで形成されているのを研究者たちは見てきているようです。

「このことは、ハゲ頭がかつてはアルファ関数を持っていた可能性を示唆できるかもしれない。」とJakobsen氏。「しかし、これはハゲの原因に関する多くの学説のうちの一つでしかありません。」と同氏は付け加えています。

ハゲるサルもいる
ハゲるサルもいる

ハゲるサル。ストレスではなく、レセプターの数が多いからなんです。

Jakobsen氏によると、研究者の一部は、ハゲ頭とは、人類が裸のサルから次の段階へ進化したこと…つまり、全身毛むくじゃの類人猿から、所々に毛が生えているヒトへの進化だと主張しているそうだ。

「しかし、この説については誰も確信できていません。我々にわかっていることは、ハゲている男性は、そうでない人と比べて、より成熟した大人で、より消極的であるということだけです。」とJakobsen氏。

「しかし、ハゲている人は年齢も高い傾向にあるため、髪が少ないのか、はたまた年齢が高いからなのか?どちらが主要な要因かを断定するのは難しいことです。」

Jakobsen氏はこう言います。「歴史上、ヒトの男性がいつ最初にハゲたのかはわからない。髪の毛は、骨のように化石化しないからです。しかし、歴史的な資料を見る限り、確かに男性はハゲていたのです。」

髪の毛の化石はない
髪の毛の化石はない

化石は無い。でもハゲていたはず。

Petter Bøckman氏は、オセロのナチュラルヒストリーミュージアム(Natural History Museum )の動物学者です。Bøckman氏いわく、ハゲとは、生き残り策としての進化だと考えられるそうです。 男性は、毛が少なくなるほど魅力も減るので、女性のお尻を追いかけるより、家にいることが多くなり、子供たち世話をするようになるというわけです。 「男性は、通常、子作りが終わってからハゲ始めます。その後、自分の子供の世話係として以前より家族の役に立つようになるのです。」とBøckman氏。

「生き物の寿命は、心拍数から測ることができるが、ヒトは、トータル心拍数から予測できる寿命の数倍も長く生きるのです」とBøckman氏。我々は、他の動物より長生きできるようになりましたが、その分、加齢に伴う様々な症状に直面することになりました。 「動物園には、ヒトと同じような加齢に伴う症状が出てくる動物もいます。毛が抜け弱ってくるのです。これが野生の世界だとすれば、このように弱って群れについていけなくなった動物は、他の肉食動物に食べられてしまいます。」とBøckman氏は断言します。

長生きはありがたい。しかし…
長生きはありがたい。しかし…

長く生きれば、それだけ色々な症状も出てきます。ハゲ薄毛もその一つ。

「ハゲ」とググったら「失った髪の毛が戻ります」と約束してくれる広告をもれなく目にするでしょう。しかし、インチキなものも多いです。とCato Mørk氏。 同氏は、オスロ大学病院の皮膚科病棟の元医長でしたが、現在は、皮膚科の個人病院を運営しています。 「髪の毛をキープしたい男性に希望があります。」とMørk氏。

「ハゲている男性が過剰に持っている酵素を減らす薬があるのです。この薬で治療をすると、一年後、患者さんのほとんどの髪の毛の量は、一年前と同じか、それ以上に増えます。」 この薬は、髪の毛が抜けるのを阻止できますが、既に抜けた髪の毛を生えさせることはできません。 「死にかかっている髪の毛を生き返らせることは可能です。しかし、既に死んでしまった毛包に対してはどうすることもできないのです」

Mørk氏いわく「この手の薬には副作用がありますが、このような副作用が起こるのは稀なことで、一時的なものである」とのことです。

ハゲに効果的な薬、あります!
ハゲに効果的な薬、あります!

「ハゲに効果的な薬は存在します。稀に副作用が起こりますが、一時的なものです」と研究者で皮膚科医でもある Cato Mørk氏は解説します。

親というものは、神話や言い伝えを都合よく使って子供を思い通りに従わせようとするものです。例えば「部屋の中でも外でも、いつも帽子を被っているとハゲちゃうよ」などと。

Mørk氏は、この主張を否定します。さらに同氏はこう言います。「食事療法やビタミンBなども、我々の治療には何の影響ももたらしません。」「髪の毛を増やすための食べ物はありません。食べ物や帽子ではなく、性ホルモンが原因でハゲるのですから。」とのことです。

帽子はハゲに関係ない
帽子はハゲに関係ない

ハゲの原因は性ホルモンです。 帽子を被ったからハゲるわけではありません。

※この記事の参照元: Why do men grow bald? http://sciencenordic.com/why-do-men-grow-bald

ここまで、海外でのハゲや薄毛の解説についてご紹介してきました。

それでは実際にどんな薄毛対策をすれば良いのか知りたいですよね。 薄毛対策には育毛剤もおすすめです。

育毛剤とは、自身の既存の毛髪を育てることによって薄毛にアプローチする商品です。 ぜひ、一度、自分好みの商品を探し出し、チェックしてみて下さいね。