目次

  1. フィナステリドとプロペシアの違いを知らずして、AGA治療は始まりません!
  2. フィナステリドとプロペシアの違いはここ!
  3. ①プロペシアのジェネリック医薬品
  4. ②前立腺肥大の治療薬とそのジェネリック医薬品
  5. ③それ以外のもの
  6. 色々な種類があることはわかったけど、フィナステリド配合の治療薬は結局どれがいいの?
  7. フィナステリド・プロペシアを使用する際の注意点
  8. フィナステリドとプロペシアの違いを知って、正しいAGA治療を。

この現代にAGA(男性型脱毛症)でお悩みの方は、ある意味幸せだと言えるのではないでしょうか。

なぜなら、さまざまな治療法や治療薬が開発されているからです。そう、現代は「ハゲが治るかもしれない!」という希望を持てる時代なのです。

中でもプロペシアは正式に認可されたAGA治療薬ということもあり、関心をお持ちの方が多いのではないかと思います。

これがプロペシアです
これがプロペシアです

でも、プロペシアのことを調べていると、よく同時に出てくる「フィナステリド」という言葉が気になりませんか?

なんだか意味がプロペシアと似ているような、似ていないような…。

そこで本記事では、まず両者の違いをしっかりと知っていただき、さらにプロペシアのジェネリック薬品やフィナステリドが入ったその他の薬も紹介します。

これらの知識は、皆様のAGA治療に必ず役立つはず!

それでは、まずはプロペシアとフィナステリドの違いから説明いたします。

AGAのことを調べていると、しょっしゅう一緒に出てくるこの2つの言葉。

実は、

プロペシアAGA治療薬の商品名
フィナステリドプロペシアの主成分

という違いがあるのです!

だから、プロペシアを服用すれば当然、フィナステリドも服用していることになります。

歴史を振り返ると、フィナステリドはもともと前立腺肥大の治療薬として使われていました。

その際、副作用として発毛効果が認められたことから製品化されたのがプロペシアなのです。

フィナステリドとプロペシアは切っても切れない絆で結ばれているんですね。

プロペシアは商品、フィナステリドはその成分!
プロペシアは商品、フィナステリドはその成分!

フィナステリドとプロペシアの副作用は微妙に違う!

プロペシアは医薬品ですから、その副作用は気になるところですよね。

プロペシアの副作用として報告されているのは、胃部不快感・性欲減退や勃起不全など。

これらは偽薬を使った実験により、先入観からの精神的な影響もあることが分かっています。

そしてこのような精神的な影響を除けば、副作用としての発現率は実際にはそこまで高くないと言われています。

一方、フィナステリドの副作用もほぼ同様ではありますが、こちらは「毛髪が生える」のも副作用として考えられます。

というのも、フィナステリドを前立腺肥大薬としてのみ使うのなら、毛が生えてくるのは副作用になってしまうからです。

なお、フィナステリドもプロペシアも、女性や未成年者への処方は認められていません

特に妊娠中の女性については、フィナステリドが入った薬に触ることも避けるべきだとされています。

ということは、あらかじめフィナステリドが入っているものを知っておけば、それが手元にあっても女性が触れない場所に保管しておくことができますね

それでは、どんなものにフィナステリドが含まれているのかを確認してみましょう。

フィナステリドは妊娠中の女性が触らないように!
フィナステリドは妊娠中の女性が触らないように!

フィナステリドが入った薬はほかにもある!

フィナステリドを含む製品は、プロペシア以外にも数多く存在します

そしてそれらは大きく3種類に分けることができます。

①と②とでは、含まれているフィナステリドの量に明確な違いがあります。①ならば1mgまたは0.2mg、②なら5mgです。

また、③についてはフィナステリドの量にいろいろなものがあるのが現状です。

これらのうち、AGAの治療を目的として使用する場合は①なので、まずはこれから説明いたしましょう。

プロペシアのジェネリック医薬品は、プロペシアと何が違うのでしょうか。

それにはまず、ジェネリック医薬品とは何かをご理解いただく必要があります。

ジェネリック医薬品を製造している日本の製薬会社が作った「日本ジェネリック製薬協会」では、ジェネリック医薬品について次のように説明しています。

ジェネリック医薬品は、新薬(先発医薬品)と同じ有効成分を使っており、品質、効き目、安全性が同等なおくすりです。

1. ジェネリック医薬品を知りたい方へ | 日本ジェネリック製薬協会

とは言うものの、有効成分が同じで効き目が同等な薬なんて、後から作っても売れないような気がしませんか。

それでもジェネリック医薬品が作られるのは、本来なら莫大な費用がかかる開発費を抑えることで安く販売できるからです。

ジェネリック医薬品は効き目が同じで、安く買えることができる薬です。
ジェネリック医薬品は効き目が同じで、安く買えることができる薬です。

ただ、ここで留意したいのは、「品質、効き目、安全性が同等」でも味や色が違う薬があるという点。

つまり、元の薬であるプロペシアと成分が完全に一致する訳ではないということですね。

実際、海外でも日本でもプロペシアのジェネリック医薬品は販売されていますが、フィナステリドの量は同じでもその他の成分に微妙な違いがあるものが多くなっています

たとえば日本の沢井製薬が出しているジェネリック医薬品では、プロペシアには入っている黄色三二酸化鉄(注1)という着色料の成分が省かれています。

しかしその他の成分は同じで、品質、AGA治療での効き目、安全性はプロペシアと同等となっています。


注1:読んで字のごとく、酸化した鉄のこと。毒性はないのでご安心ください。


代表的なプロペシアのジェネリック医薬品

プロペシアのジェネリック医薬品は数多く販売されていますが、ここではそのなかでも代表的なものを紹介します。

フィンペシア

プロペシアのジェネリック製品であり、AGA治療を目的としたものです。

フィンペシアを製造しているのはインドのCipla社。価格が安いこともあり、世界中で利用者の多い製品の一つになっています。

フィンペシア
フィンペシア

プロペシアのジェネリック医薬品です。

もちろんフィンペシア以外にも、プロペシアのジェネリック医薬品は世界中で発売されています。

主な製品名を挙げると、フィナックス・フィンカー・フィナロ・フェネレッドなど。

ただ、これら海外製のプロペシアジェネリック医薬品は厚労省の承認が下りていないため、薬局で買うことができないのが実際のところです。

ちなみに、個人輸入したものをインターネットで買うことはできるようですが、ハゲラボのポリシーにより個人輸入は推奨いたしません。 ハゲラボのポリシーはこちら

なお、日本の製薬会社からはファイザー・サワイ・トーワ・クラシエといった製品がジェネリック医薬品として販売されています。

これらは厚労省の承認を取得しており、医師の診察後、プロペシアのジェネリック医薬品として購入することができます

先ほどもお伝えしたように、フィナステリドは、アメリカのメルク社によって開発された当初、前立腺肥大治療薬の主成分として利用されていたという経緯があります。

そして、実はフィナステリドが5mg入っている製品は、この前立腺肥大治療薬なのです。

フィナステリドが5mgも含まれているということは…プロペシアの5倍、もしくは25倍にもなりますね。

こう聞くと「フィナステリドが多いなら、前立腺肥大治療薬をAGA治療のために飲みたい!」と思ってしまいますが、これはやめましょう

フィナステリドは1日1mgを超えて摂取しても、発毛効果はさほど変わりがないとされています。

むしろ副作用が大きくなるという弊害が出るかもしれませんよね。

「前立腺肥大治療薬でAGAを治療しようかな…」はNGです!
「前立腺肥大治療薬でAGAを治療しようかな…」はNGです!

また、日本ではフィナステリド入りの前立腺肥大治療薬に対して厚労省が承認を出していません。

よって、前立腺肥大治療薬をAGA治療のために飲むのはおすすめできないのです。

それでは、フィナステリドが含まれている前立腺肥大薬を2つ紹介いたしましょう。

プロスカー

フィナステリドの本家本元、メルク社が販売している前立腺肥大治療薬。

この薬を飲んだ人の髪の毛が濃くなるという副作用があったことから発毛・育毛効果のある「プロペシア」が開発され、1997年に米国食品医薬局により医薬品として認可されたという歴史があります。

プロスカー
プロスカー

前立腺肥大治療薬です。

ただ、日本ではプロスカーの承認が取得できていないため、前立腺肥大治療薬として使用することができません

当然ながらAGA治療薬として使うこともできません

フィンカー

前立腺肥大薬「プロスカー」のジェネリック医薬品です。販売しているのは、またもや登場のインド・Cipla社になります。

フィンカー
フィンカー

プロスカーのジェネリック医薬品です。

実を言えば、Cipla社に限らず、インドの製薬会社はジェネリック医薬品を安く販売することで世界的に有名です。

これにはインドでは2005年まで物質特許が認められていなかったという事情が絡んでいます。

つまり、2005年以前は海外の医薬品を勝手にコピーして製造、販売することができたのです。

もちろん現在のインドでは勝手に新たなジェネリック医薬品を作るようなことはできません。

しかしこれまでの経緯から、すでに販売実績のあるインド製ジェネリック医薬品はいまだに世界中でよく売れているという訳です。

フィナステリドを配合して発毛効果を謳っている商品は、インターネットを検索すれば他にも見つけることができます。

たとえばとある商品は、フィナステリド入りのリキッドと、同じくフィナステリド入りのタブレット2種をセットにして発売しています。

しかし、サイトのどこを見てもフィナステリドの含有量が書かれていません…

フィナステリド入りのAGA治療薬は、日本では劇薬です。

そんなフィナステリドなのに、含有量がわからない商品を購入するのは決しておすすめできません

結論から先に申し上げます。

ファーストチョイスはプロペシア。セカンドチョイスは日本製のジェネリック医薬品で、それ以外はおすすめできません!

そもそもの話ですが、日本で処方箋が必要なAGA治療薬として認められているのは、プロペシアと日本製のジェネリック医薬品だけです。

100%の信用がおけない海外製ジェネリック医薬品やフィナステリドの量が多い前立腺肥大薬、さらにはフィナステリドの量が明示されていない発毛剤…。

これらを自分で勝手に買うのは、リスクが大きいと言えます。

選ぶなら、まずはプロペシア!
選ぶなら、まずはプロペシア!

さもなくば日本製のジェネリック医薬品を。

フィナステリドとプロペシアの違いや、 フィナステリドが配合されている製品についてご紹介し、もっともおすすめなのはプロペシアとお伝えしてきました。

そこでここでは、プロペシアを使用する際の注意点についてまとめたいと思います。

継続は力なり!

ダイエットのリバウンドと同じで、 自己判断で服用を辞めてしまうとAGAが進行してしまう可能性が大きくなります。

やはり毎日欠かさず飲み続けることが大切なのです。

また、プロペシアにはフィナステリド含有量が0.2mgのものもありますが、だからと言って勝手に一日5錠飲むことはやめましょう。

どの薬に関しても同じですが、医師が指示した用法・用量をまもり、継続することが改善への近道になります。

献血は絶対にしない!

フィナステリド入りの薬を服用中の人は、決して献血をしてはいけません

フィナステリドは、体内では血中に含まれています。万が一その血液が妊婦に使用されると、胎児に悪影響が出るなど、とんでもないことになってしまいます!

フィナステリドは1か月程度で血液中からなくなるので、どうしても献血する必要がある場合は1か月前から服用を中止しましょう

献血はだめっ!
献血はだめっ!

輸血される相手が未成年者であったり妊娠中の女性である可能性が否めません。プロペシアだけでなく、フィナステリド配合の製品を使用している場合、献血はやめましょう。

AGA治療クリニックを利用する!

フィナステリド入りの医薬品は、処方箋が必要な薬です。

ですから、AGA治療クリニックで専門の医師による診察を受けて薬を処方してもらい、服用方法も医師の指示に従いましょう。

ハゲラボでおすすめのクリニックは、AGAスキンケアクリニックです。こちらは無料相談できるので、薄毛の不安や悩みをまずは相談してみてはいかがでしょうか。

フィナステリドプロペシア、 明確にその違いをお分かりいただけたでしょうか。

個人輸入が可能なフィナステリド配合の治療薬も紹介してきましたが、治療薬には副作用がつきものです。

個人の判断で治療薬を輸入することはおすすめできません

また、クリニックでプロペシアを処方してもらう場合、できるだけプロペシアの副作用についてきちんと説明してもらうようにしましょう。

副作用に配慮しながら適切な治療を続けることで、 髪の悩みを改善し、前向きな気持ちになることができるはずです。

ぜひご自身に合った適切な治療薬・治療法を見つけてください。