目次

  1. 薄毛治療に使われるデュタステリドとフィナステリドってどう違うの?
  2. デュタステリドとフィナステリドの違い①【効果】
  3. デュタステリドとフィナステリドの違い②【副作用】
  4. デュタステリドとフィナステリドの違い③【価格】
  5. デュタステリドとフィナステリドの違い④【入手方法】
  6. デュタステリドとフィナステリドはどう選べば良いの?
  7. デュタステリドとフィナステリドの違いを理解して薄毛治療を!

薄毛の治療薬の有効成分として知られている、デュタステリドフィナステリド
AGAに効果的とされているのをご存知の方は、多いですよね。

でも、それぞれの成分がどのように薄毛に作用するのかなど、違いが詳しくはわからないという方も多いはず。

そこで今回は、この2つの成分を調査し、違いをわかりやすくまとめました。

デュタステリドやフィナステリドが含まれた薄毛治療薬の使用を考えている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

まずは、デュタステリドとフィナステリドの効果の違いから見ていきましょう。

どちらも薄毛に効果があるとされていますが、それぞれがどのように薄毛に作用するのか、詳しくご紹介していきます。

デュタステリドの効果

デュタステリドには、人が体内にもつ5αリダクターゼという酵素の活性を抑制することで、薄毛の進行を遅らせる効果があるとされています。

5αリダクターゼとは、男性ホルモンのテストステロンと結びつくことで、より強力な男性ホルモンのジヒドロテストロン(DHT)を生成する酵素。
このDHTによって、髪の毛の成長が妨げられてAGAが引き起こされるとされています。

つまり、デュタステリドが5αリダクターゼの活性を抑えることで、薄毛の原因であるDHTが生成されにくくなり、薄毛の進行が遅れるのです。

また、5αリダクターゼには1型と2型の二種類があります。

デュタステリドは、この1型と2型両方の活性を抑制するとされています。

フィナステリドの効果

デュタステリドが1型と2型両方の5αリダクターゼに作用するのに対し、フィナステリドは2型5αリダクターゼの活性を抑制するとされています。

2型5αリダクターゼは、男性が薄毛になりやすい前頭部や頭頂部に多く存在しています。

そのため、フィナステリドはM字ハゲやつむじハゲなどの進行を遅らせる効果があるといえるのです。

効果の違いをおさらい

  • デュタステリド…1型・2型共に5αリダクターゼの活性を抑制

  • フィナステリド…2型5αリダクターゼの活性を抑制

ここまでデュタステリドとフィナステリドの効果の違いを見てきました。
効果の違いがあるなら、副作用にも違いがありそうですね。

実際のところはどうなのでしょうか。それぞれの副作用について紹介します。

デュタステリドの副作用

  • 勃起不全
  • 性欲減退
  • 射精障害
  • 頭痛・めまい
  • 気分の落ち込み
  • アレルギー症状様としてのじんましん、かゆみ、むくみ
  • 精巣痛、腫れ
  • 腹痛・下痢
  • ※重大な副作用として肝機能障害・黄疸

その他、「女性・小児」「重度の肝機能障害のある患者」「5a還元酵素阻害薬に対し過敏症の既往歴のある患者」への使用が禁忌とされています。

フィナステリドの副作用

  • 性欲減退
  • 勃起・射精障害
  • 精液量の減少
  • 精液の質低下
  • 男性不妊症
  • 睾丸痛
  • 気分の落ち込み
  • アレルギー症状様としてのじんましん、かゆみ、むくみ
  • 肝機能の低下
  • 乳房肥大・圧痛

その他、「妊婦・妊娠の可能性のある女性および授乳中の女性」「本剤に対し過敏症の既往歴のある患者」への使用が禁忌とされています。

副作用の違いをおさらい

フィナステリドとデュタステリドには、共通の部分と異なる部分がありました。

ここで一度、共通部分と異なる部分をおさらいしておきましょう。

■共通の副作用

  • 性欲減退
  • 射精・勃起障害
  • 気分の落ち込み
  • 性器(睾丸)の痛み
  • じんましんやむくみ
  • 禁忌として両剤への過敏症のある患者への使用

■異なる副作用

  • デュタステリド
    ・腹痛・下痢
    ・重度の肝機能障害
    ・禁忌として、女性・小児・重度の肝機能障害患者への使用

  • フィナステリド
    ・乳房の痛み
    ・精液の質低下
    ・禁忌として、妊婦や妊娠の可能性のある女性および授乳中の女性

効果や副作用の違いがわかったところで、やはり気になるのがその価格の違いですよね。

ここでは、実際にデュタステリドやフィナステリドを含んだ医薬品を、クリニックで処方してもらった時の価格を調査しました。

デュタステリドが含まれる薬の価格

デュタステリドを有効成分とする医薬品で代表的なのが、ザガーロ。

今回は、ザガーロを扱う3つのクリニック(参照1)の価格を平均して相場をご紹介します。

  • ザガーロ(30錠/約1ヶ月分) …8,933円

デュタステリドを含むザガーロの場合、8,000円〜10,000円弱で処方してもらうことができるようです。

各クリニックでそれぞれ値段が違い、AGAの治療薬は保険適応外ですので、必ずよく調べてから検討してくださいね。

参照1:ユナイテッドクリニックイースト駅前クリニック浜松町第一クリニック
いずれも2017年9月現在の価格を元にしています。

フィナステリドが含まれる薬の価格

フィナステリドを有効成分とした医薬品で有名のは、プロペシア。

また、日本ではプロペシアのジェネリック医薬品も処方されています。

こちらも、さきほど同じように3つのクリニック(参照2)で処方された場合の価格を平均して、相場をみてみましょう。

  • プロペシア(28錠/約1ヶ月分)…6,133円
  • プロペシアジェネリック(28錠/約1ヶ月分)…3,980円

プロペシアは、6,000円〜6,500円ほど。
ジェネリック医薬品になると、3,000円〜4,300円ほどで処方されることが多いようです。

ただ、こちらもさきほどのザガーロと同じように保険適応外となり、クリニックによって価格が異なるため、よく調べてから検討しましょう。

参照1:ユナイテッドクリニックイースト駅前クリニック浜松町第一クリニック
いずれも2017年9月現在の価格を元にしています。

価格の違いをおさらい

それでは、価格の違いをおさらいしましょう。

  • デュタステリド…8,933円ほど(ザガーロ30カプセル)
  • フィナステリド…6,133円ほど(プロペシア28錠)
             3,980円ほど(プロペシアジェネリック28錠)

デュタステリドとフィナステリドを含む医薬品の入手方法に、大きな違いはありません。

デュタステリドとフィナステリドを含む薬(ザガーロとプロペシア)は、どちらもAGAへの効果が認められている治療薬です。

そのため、AGAの治療を行なっているクリニック・皮膚科で処方してもらうことができます。

また、もし診察を受けずに購入したいなら、個人輸入をすることになります。

ただし、個人輸入には非正規品が含まれている可能性や、重度の副作用が起きた際救済措置を受けられないなどのリスクがあるため、ヘアラボでは推奨しておりません。

詳しくはヘアラボポリシーをご覧ください。

ここまで、薄毛治療薬に含まれる成分デュタステリドとフィナステリドの違いをみてきました。
どのように発毛成分を選べば良いのか疑問に思う方もいらっしゃいますよね。

ただ、医薬品は基本的に自己判断で選ぶことはおすすめしません。

薬の効果から、どちらが適切かは医師や薬剤師などは、専門知識を持った方の意見を参考にするのが一番です。

また、それぞれの薬に禁忌があるように、人によっては服用がおすすめできない薬もあります。

これらの判断は、自分で行うのではなく、医師や薬剤師と相談しながらより自分にあった薬を選びましょう。

そうすることで、副作用などのリスクを軽減することにも繋がりますからね。

薄毛への効果が認められている成分、デュタステリドとフィナステリド。

どちらも、それぞれに特徴があり、同じではないこともおわかりいただけたかと思います。

ただ、これらの医薬品は効果が期待できる分副作用のリスクなどもゼロではありません。

自己判断での服用は避け、必ず専門知識を持った医師や薬剤師に相談しながら、薄毛治療を進めましょう!