目次

  1. 清潔にしているはずなのにフケが治らない…一体なぜ?
  2. フケが“発生する原因”と“治らない原因”
  3. 自分のフケの“種類”と“特徴”を把握しておこう!
  4. なかなか治らないフケの【5つの対処法】
  5. 治らないフケは皮膚科を受診した方がいい場合も…
  6. なかなか治らないフケは正しい判断とお手入れで対処しよう!
こんなに頑張ってるのに…フケが治らない理由って?
こんなに頑張ってるのに…フケが治らない理由って?

頭に触れるだけでパラパラと落ちてくるフケや度々襲うかゆみなどの悩みから開放されたくて、自分なりにケアして頭皮を清潔に保っているはずなのに、なかなか症状が収まらない。

実はそれ、頑張って行っている対処法が間違っているのかもしれません。

この記事では、なかなか症状が治まらないフケやかゆみに頭を抱えている方のために、フケの症状が改善されないときに考えられる理由正しい対処の仕方をご紹介していきます!

ぜひ、日頃の頭皮ケアの参考にしてみてくださいね。

そもそもどうしてフケが出てくるの?
そもそもどうしてフケが出てくるの?

通常、頭皮はターンオーバー(新陳代謝)を繰り返していても、古くなって剥がれ落ちた表皮は目で見えないほど小さいものです。

しかし、乾燥や炎症によって頭皮にかゆみを感じていじりすぎたり、何らかの要因よってターンオーバーが上手くいかなくなったりすると過度に表皮が剥がれ落ち、フケとなってしまうのです。


頭皮にフケが発生してしまう原因は、以下の<3つ>にあると言われています。

  • 生活習慣
  • 体質
  • 疾患

「自分なりにフケを抑えられるようにお手入れをしているはずなのに、フケがなかなか治らない」という方は、自分がフケになっている原因をしっかりと理解できずに正しい対処ができていない可能性があります。

なかなか治らないフケをすこしでも早く改善したいと思うのであれば、まずは“原因を把握する”こと。

それから、“原因に合わせた最善の対処をする”ことが大切です。

自分がどのような対処をするべきかを確認するためにも、フケの種類と特徴を把握しておきましょう。

フケは、大きく分類するとこちらの<2種類>に分けられます。

  • 湿性のフケ

  • 乾性のフケ

それぞれ、どのような特徴をもったフケであるのかくわしくご紹介していきます。

湿性のフケ

  • 特徴:湿っていて、かたまり状

  • 頭皮状態:過剰に皮脂が分泌されている

  • 原因
    ・脂性肌
    ・シャンプーの洗浄力が足りない
    ・洗髪が不十分
    ・生活習慣の乱れ

頭皮から分泌される皮脂は、頭皮や髪を保護するために必要なものですが、過剰に分泌されてしまうと頭皮トラブルにつながってしまいます。

もともとの体質や思春期(注1)が理由で肌が脂っぽい方は、皮脂の過剰分泌よる湿性のフケを疑ったほうが良いでしょう。

皮脂が多すぎると、頭皮の菌が繁殖しやすくなり頭皮が炎症を起こしたり、毛穴を詰まらせて頭皮環境の悪化を導くきっかけになるので、頭皮トラブルを招きやすくなってしまいます。

湿性のフケは、こういった頭皮トラブルが原因で起こるフケです。


注1:思春期はホルモンが活性化し、皮脂線の活動が促される時期。脂過剰を招く。


乾性のフケ

  • 特徴:乾いており、細かくサラサラしている

  • 頭皮の状態:頭皮に潤いがなく、乾いている

  • 原因
    ・乾燥肌
    ・シャンプーのしすぎ
    ・シャンプーの洗浄力が強すぎる
    ・生活習慣の乱れ

乾性のフケは、主に乾燥肌が原因となって起こります。

頭皮を守るために必要な皮脂が少ないために、わずかな刺激にも弱くなってしまい、頭皮トラブルが発生してしまうのです。

炎症や乾燥によるかゆみで頭皮を掻きむしるようになるため、フケが剥がれ落ちてしまいます。

正しい対処法で頭皮環境を整えよう。
正しい対処法で頭皮環境を整えよう。

先の段落で、ご自身のフケの状態がどちらであるかは分かりましたか?

ここでは、なかなか治らないフケへの正しい対処法を、湿性のフケ(脂性肌)と乾性のフケ(乾燥肌)別で<5つ>ご紹介していきます。

毎日のヘアケアを見直して、なかなか治らない頑固なフケが治りやすい状態を保ちましょう!

①シャンプーを変える

シャンプーは、頭皮を清潔に保つためのケアアイテムですが、“ただ洗えば良い”というものではありません。

脂性肌であるか、乾燥肌であるかによって使用するシャンプーの種類をしっかりと見極めないと、何気なく使っているシャンプーによってむしろ頭皮がダメージを受けやすくなってしまい、なかなかフケが治らない原因にもなりかねないので気をつけましょう!

《脂性肌の方(湿性のフケ)》

過剰に分泌している皮脂を落とすためには、しっかりと洗浄力のあるシャンプーを選ぶのがおすすめです。

シャンプーの見極め方は、単純ですがシャンプーの公式サイトの表記を見て、「脂性肌用」「オイリー肌用」などの記載があるかを確認するのが、ひとつの手です。

具体的な商品に関しては、湿性頭垢(フケ)の予防・対策についてくわしく説明している記事で確認してみてください。

《乾燥肌の方(乾性のフケ)》

乾燥肌の人は、適度な洗浄力はありつつ、頭皮に刺激を与えにくいシャンプーを選ぶようにしましょう。

頭皮に優しいシャンプーの目安は、“弱酸性”で洗浄成分が“アミノ酸系”であること。

こちらも、具体的な商品を紹介している乾性頭垢(フケ)の予防・対策についてという記事がありますのでチェックしてみてください。

②シャンプーのやり方を変える

ご自分の肌質にぴったり合うシャンプーが選べたら、次は正しいシャンプーのやり方をマスターしましょう。

脂性肌(湿性のフケ)と乾燥肌(乾性のフケ)でシャンプーのやり方は同じです。

今までとやり方を少し変えるだけでも、シャンプー後の洗い上がりの違いを実感できると思いますよ。


シャンプーのお手入れの手順は、こちら。

  • 素洗い(予洗い)
  • 手で泡立てる
  • 指を立てて優しく洗う
  • よくすすぐ
  • 乾かす

一つひとつの工程に“細かいポイントやコツ”がありますので、正しいシャンプーのやり方の記事で詳細を確認してみてください!

正しいシャンプーでなかなか治らないフケを撃退しましょう。

③頭皮ケアアイテムを使う

シャンプー選びと正しいシャンプーのやり方を行った後は、“プラスαのケア”として、ローションやトニック、化粧水などの頭皮ケアアイテムを活用してみましょう

頭皮のケアローションについても、シャンプーと同様「脂性肌」か「乾燥肌」かで選ぶものを変える必要があります。


《脂性肌の方(湿性のフケ)》

脂性肌の方は、皮脂が過剰に分泌してしまうのを抑えるためのアイテムを使用してください。

お風呂に入った後の、清潔になった頭皮に使うようにしましょう!


《乾燥肌の方(乾性のフケ)》

乾燥肌の人は、頭皮の潤いを保つためのアイテムを使用しましょう。

なかなか治らない乾燥によるかゆみやフケ、カサつきを抑えるためのケアができますよ!

④食事の内容を改善する

湿性のフケが出る脂性肌にしろ乾性フケが出る乾燥肌にしろ、良好な頭皮環境を整えるためには、摂取する栄養バランスを考えることも大切です。

そもそも健やかな頭皮を保つためには、頭皮に行く届く栄養の質が良いことや、良好な血行状態など、外的なケアではどうにもならない「身体機能の安定」が不可欠。

そのため、体の状態を整えるための栄養素をバランスよく摂取する必要があるのです。

髪や頭皮の健康に必要な栄養はたくさんありますが、中でも重要視されているのが以下の<3つ>。

  • たんぱく質(アミノ酸)
  • ミネラル
  • ビタミン

“なぜ髪の毛や頭皮にとってこの栄養素が大事なのか”“どのような食べ物から摂取できるのか”については、髪に必要な栄養素の記事でご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください!


また、アルコールや脂肪分の多いもの、辛いものなどの刺激の強い食べ物、甘いものの過剰な摂取は肌の健康を損なう危険があります

頭皮をケアしているはずなのに治らないフケの要因は、案外体の中に隠れているかもしれませんよ。

健康的な頭皮を守るために、必要な栄養素を意識して食事をしましょう。

⑤ストレスを溜めない生活を送る

睡眠がしっかり取れていなかったり、何か心に負担がかかっている時に感じる、精神的なストレスはホルモンバランスを崩す要因になります。

人は、ホルモンのバランスが乱れると代謝が悪くなったり、血行が悪くなったりと体にさまざまな不調が出てくるように。

先ほどもお伝えした通り、そもそも健やかな頭皮を保つためには“身体機能が正常に働いている”必要があります。

このストレスが原因で体に不調が出てくると、頭皮の皮脂の分泌量や栄養状態などにも当然影響が出てきてしまいますので、なかなか治らないフケの対処法として、できるだけストレスを溜めないような生活を送るように心がけましょう

気軽に相談しにいきましょう。
気軽に相談しにいきましょう。

ここまでにお伝えしていたような生活改善やヘアケア用品の見直しを行っているのに、「どうにもフケが治らない、かゆみやその他の症状が治らない…」という場合は、皮膚科に相談してみましょう。

ご紹介してきたような対処法ではどうにもならない、フケを伴う疾患の可能性が考えられます。

自己判断による誤ったケアを長期間行っていると症状が悪化してしまう可能性があるので、自分なりにお手入れをしても歯が立たないフケは、なるべく早いうちにクリニックで診てもらいましょう。

なかなか治らないフケの場合、どのような病気があり、どのような治療を行ってもらえるのかについては、皮膚科に相談するべき“フケ症状”と“治療薬”について、詳しくご紹介している記事がありますので、ぜひチェックしてみてください。

もっと自分への理解を深めて、正しくフケに対処しよう!
もっと自分への理解を深めて、正しくフケに対処しよう!

ここまで、なかなか治らないフケの<5つの対処法>についてご紹介してきましたが、いかがでしょうか?

できる限りのお手入れはしてきたつもりなのに、なかなか治らないフケやかゆみの原因は自分の体質やケア方法の見誤りだったのかもしれませんね。

長期間治らない頑固なフケは、正しい状況判断とケア方法選びで徹底的に対処しましょう。

しかし、先ほどもお伝えした通り、自分では対処できない頭皮疾患が起きている可能性もゼロではないので、少しでも不安に思うような点があるなら、早いうちに皮膚科に相談してみてください