目次

  1. STOP!AGA患者を煽る誇大広告!
  2. AGAの診療ガイドラインとは
  3. AGA診療ガイドラインについて詳しくみていこう!
  4. レベルA :もっとも効果を期待できるとされるAGA治療法
  5. レベルB:一般的に効果があるとされるAGA治療法
  6. C1レベル:効果に十分な根拠はないAGA治療法
  7. C2レベル:根拠がなくおすすめできないAGA治療法
  8. レベルD:行なうべきではないAGA治療法
  9. AGA診療ガイドラインによる分類の条件とは?
  10. 診療ガイドラインを参考にAGA治療を始めるタイミングとは
  11. AGA診療ガイドラインについてはこちらの動画をチェック
  12. 診療ガイドラインを確認してAGA対策に役立てよう

近年、AGAの治療において、効果を過剰に謳ったAGA対策商品やAGA治療方法が懸念されています。 また、患者自身も無謀な治療をしているケースが少なくありません。

AGA診療ガイドラインは、誇大広告により、効果を信じて購入した人が時間もお金も無駄にしてしまうということのないように、選定されたガイドラインです。

日本皮膚科学会が科学的根拠を持って推奨!
日本皮膚科学会が科学的根拠を持って推奨!

AGA診療ガイドラインに沿って、安全な治療方法を検討しましょう!

AGA診療ガイドラインは、日本皮膚科学会が科学的根拠に基づいて選定しているものであり、個々のAGA治療方法を決定する目安に用いられるものになります。

ネットなどでいろいろなAGA治療方法を見かけますが、 どれが本当に効果を期待できるAGA治療方法なのかというのはわかりませんよね?

AGAガイドラインは研究や調査に基づいて、効果の有無を提示しているので 安全性の高い治療方法を知ることが出来るのです。

AGA診療ガイドラインでもう安心!
AGA診療ガイドラインでもう安心!

誤った治療方法を回避し、効果を期待できる方法を選べるようになります。

AGA診療ガイドラインは A・B・C1・C2・Dの5段階に分かれています。

AGA治療でもっとも強く勧める治療方法であるA判定から、勧められない治療であるD判定までありますが、あくまでも1つの目安として捉えてください。

C1やC2判定で効果があるという人も中にはいるので、一概にA判定がいいとは 限りません。

それでは、1つずつガイドラインの判定を見ていきましょう。

AGA治療の目安に!
AGA治療の目安に!

治療方法で迷っている方や、信頼のある治療方法を探している方は是非!

AGA治療と言えば・・・
AGA治療と言えば・・・

聞いたことのある人も多いミノキシジルとフィナステリド。 ミノキシジルは内服ではなく、外用薬なので要注意!

AGA治療において、質の高い研究結果を集約し、科学的根拠を決定付けたものとして、治療効果の有効性を示すものがこちらのA判定になります。

治療方法としては、ミノキシジル外用とフィナステリド内服の2種類のみになります。

ミノキシジル外用もフィナステリド内服も、1年以上の使用で発毛効果が認められているとの報告がされています。

副作用に関しては、ミノキシジルは深刻な副作用は起きていませんが、 フィナステリド内服は臨床試験の2.9%で生殖器における副作用が生じているとの報告があります。

→ミノキシジル外用・フィナステリド内服

ミノキシジル外用は、頭皮に直接塗布するタイプの治療薬で、リアップが挙げられます。 フィナステリド内服は、プロペシアが有名です。

リアップは薬局で手に入れることが出来ますが、プロペシアは病院・クリニックの処方箋が必要になってきます。

自毛植毛なら手っ取り早い?!
自毛植毛なら手っ取り早い?!

金銭的負担は大きいですが、効果に期待できるのが魅力ですね。

診療ガイドラインのA判定の治療方法で効果が見られない場合には、こちらのB判定のものを勧められます。

治療方法は自毛植毛が挙げられます。

自毛植毛は、十分な技術を持ち、国内で診療実績のある経験豊富な医師による施術を推奨しています。

また、ガイドラインによれば、植毛後に実際に自身の毛髪が生えてくる生着率は、82.5%以上とされています。

→自毛植毛

自毛植毛は自身の後頭部の毛髪を、直接移植する治療方法です。 自身の毛を使用するので、人工毛と違い拒絶反応もありませんし、即効性もあります。 また、一度移植するだけでOKなので、毎日のケアや薬の内服、定期的な通院など、煩わしい習慣も不要です。

ミノキシジルや、フィナステリドによる副作用が心配な方にもおすすめできる治療方法です。

育毛剤や育毛シャンプーは根拠がない?!
育毛剤や育毛シャンプーは根拠がない?!

科学的根拠は実証されていませんが、まったく効かないというわけではありません。

AやB判定に比べて推奨度は劣るC1判定。 どのような治療方法かと言いますと、たくさんありますが・・・・

  • 塩化カルプロニウム外用、
  • tーフラバノン外用
  • アデノシン外用
  • サイトプリン・ペンタデカン外用
  • ケトコナゾール外用

これらが全てC1判定となっています。

たくさんの薬品名が並んでいますが、実はこれ、ざっくりまとめて言ってしまえば市販の育毛剤・育毛シャンプーの含まれる成分になります。

→市販の育毛シャンプー、育毛剤

市販の育毛シャンプーや育毛剤は、自身の既存の毛髪を育てることで薄毛対策をする方法です。

市販の育毛シャンプーや育毛剤を使用するときには、なるべく評価の高い商品を選ぶといいかもしれません。

まったく効かないわけではありませんが・・・
まったく効かないわけではありませんが・・・

国内ではAGA治療の症例が1件しかありません。

AGAの治療方法において、効果があるかどうか科学的根拠がないのがこちらの判定になります。

現在のガイドラインではC2判定はセファランチン外用のみとなっています。

しかし、AGA治療においては推奨できないとされていますが、実はセファランチンは別の治療では推奨されています。

それは円形脱毛症です。

円形脱毛症も同じくガイドラインがありますが、そちらでは外用薬ではなく、セファランチン内服をC1判定で推奨しています。

→セファランチン外用

セファランチンというのは、ツツラフジ科植物のタマサキツヅラフジから抽出されるものです。 中国や台湾などで古くから民間医療薬として親しまれてきた植物です。

しかし、このガイドラインの選定以降、国内では外用薬の製造は行われなくなりました。

国内での症例は、ミノキシジル外用とフィナステリド内服を使用中の患者にセファランチンを使用したところ、4ヶ月後に効果が認められたのみになります。

女性には危険です!
女性には危険です!

AGAは男性特有の脱毛症ですが、薬そのものが女性に危険を及ぼす恐れが・・・・

AGA診療ガイドラインにおける最も勧められない治療方法がこちらのD判定です。

現在は人工毛植毛と、女性のフィナステリド服用の2種類が挙げられます。

AGAの治療方法についていろいろ調べてきているかたならもうご存知かもしれませんが、これら2つはむしろやるべきではない治療方法とも言えるでしょう。

→女性のフィナステリド内服、人工毛植毛

人工毛植毛は、その名の通り、自身の毛髪ではなく作られた毛髪を植毛していくのですが、自身の毛ではないために、体が拒絶反応を起こす可能性があります。 現在では、人工毛植毛の施術を行っている病院・クリニックはほぼありません。

女性のフィナステリド服用は、妊娠中・授乳中は特に男子胎児に影響を及ぼす恐れがあるので、使用禁止とされています。 割れた錠剤を触れるだけでも、皮膚内に薬の成分が吸収されてしまう恐れがあるので、女性のいる家庭では十分に注意しましょう。

AGA診療ガイドラインの分類基準は、皮膚悪性腫瘍診療ガイドライン(日本皮膚悪性腫瘍学会編)と同じ推奨度・分類基準となっています。

ではその分類の条件とはどのようなものが挙げられるのでしょうか?

(1)疾病懸念

AGAという症状が、どういった形で起こるかを指します。

通常、毛髪のサイクルには定期的に休止期という毛髪が作られない時期がやってきますが、AGAは休止期の脱毛ではなく、パターン化した脱毛が特徴となっていると言われています。

日本人男性の場合、20代後半から30代にかけてAGAの症状が徐々に現れ、40代にはピークになると言われています。

また、日本国内で25年前から現在も変わらないデータとして、日本人男性のAGA発症頻度は全年齢平均で約30%以上とされています。

⑵病態

AGAと深い関係にある男性ホルモン。 通常、男性ホルモンは骨や筋肉の成長に欠かせないもので、髭や胸毛を濃くしていきます。

しかし、前頭部や頭頂部に限っては、男性ホルモンが逆に作用されていきます。

それは男性ホルモンであるテストステロンが、Ⅱ型5αリダクターゼの働きによってAGAの元凶であるジヒドテストステロン(DHT)に変換されて、毛乳頭細胞にある男性ホルモンの受容体に結合してしまうことが原因に挙げられています。

AGAの原因因子であるジヒドテストステロン!
AGAの原因因子であるジヒドテストステロン!

テストステロンがAGAを活性させるジヒドテストステロン(DHT)に変換され、脱毛を促進させてしまいます。

⑶診断

実際に医師や専門家がAGA患者を診察して、どのような治療方法で対処していくかを判断します。

診察内容は、主に問診視診によるものです。

問診では、家族歴、家系でAGA患者がいるかどうかや脱毛の経過を聞き、 視診では、額や生え際の毛髪の状況から総合的に判断していきます。

AGAの診療ガイドラインによって、どのような治療方法があるか、その効果は期待できるのかがわかるようになりました。

では、AGA治療は一体いつ始めるのがベストなのでしょうか?

答えは簡単で、AGAだとわかったらすぐに治療にとりかかるのが良いそうです。

AGAは20代前半、早いと10代後半から見られる症状であり、若ければ若いほど、早い回復が期待できると言われています。

AGA診療ガイドラインでA判定である行うことを強く勧めるリアップとプロペシアについて、東京メモリアルクリニックの佐藤明男院長のインタビュー動画です。

薄毛治療の真実!

ちょうど1分で見ることができる動画です。ED(勃起不全)の副作用のことについても述べて下さっています。

AGA診療ガイドラインについて詳細をわかりやすく説明していきました。いかがでしたでしょうか? 必ずしもこのガイドラインに則った治療方法を選択する必要はありませんが、1つの目安として、自身の治療に役立てていきましょう。