目次

  1. AGAの予防は、まず1型・2型の5αリダクターゼを知ることから
  2. AGAのメカニズムとは?
  3. 【AGAの原因】1型・2型の5αリダクターゼとは?
  4. 【対策】1型・2型の5αリダクターゼを抑制するには?
  5. 1型・2型の5αリダクターゼを抑制してAGAを予防しよう!
5αリダクターゼとは?
5αリダクターゼとは?

1型と2型があります

みなさんは、AGAの原因ってご存知ですか?

AGAについて調べてみると、1型・2型の5αリダクターゼという言葉がよく出てくると思いますが、これがAGAと深く関係しています。

ですが、説明が難しく、なかなかピンときていない人も多いのではないでしょうか。

AGAを予防しようにも、内容が難しいとなかなか最初の一歩が踏み出せませんよね。

そこで今回は、そんな二種類の5αリダクターゼについて詳しくご説明していきます。

1型・2型の5αリダクターゼを知るためには、まずAGAのメカニズムを知る必要があります。

AGAというのは、男性型脱毛症のことで、体内の栄養量や年齢に関係なく薄毛が進行するのが特徴です。

そのAGAの原因となるのは、男性ホルモンの一種であるDHT

DHTは脱毛ホルモンとも呼ばれ、男性ホルモン受容体と結合し、髪の毛に脱毛指令を出すことでヘアサイクル(注1)を乱し、薄毛を進行させます。

還元酵素である5αリダクターゼは、体内のテストステロンと結合することで、このDHTを作り出す役割を持っているんです。

つまり、AGAの原因を作り出すのが5αリダクターゼということですね。


注1:髪の毛が生えては抜ける周期のこと。髪の毛1本ずつでヘアサイクルは違い、成長期・退行期・休止期の3つに分けられる。通常2~6年が1周期といわれている。

1型と2型でどう違うのでしょう?
1型と2型でどう違うのでしょう?

5αリダクターゼがAGAの原因と分かったところで、では、1型と2型はどう違うの?と思う人が多いと思います。

大きな違いは以下の通りです。

  • 1型5αリダクターゼ:側頭部・後頭部皮脂腺に多く存在する
  • 2型5αリダクターゼ:前頭部・頭頂部毛乳頭に多く存在する

これだけではよく分かりませんよね。

それでは、それぞれの特徴についてさらに詳しくご説明していきますね。

1型5αリダクターゼ

1型5αリダクターゼは側頭部や後頭部の皮脂腺に多く存在しています。

皮脂腺とは、その名の通り皮脂を分泌するところで、1型5αリダクターゼの分泌量が多い人は、DHTが皮脂腺に働きかけ皮脂の分泌量も多くなる傾向があります。

なので、肌が脂っぽいと感じている人は、1型5αリダクターゼの分泌が多いのかもしれません。

AGAは前頭部や頭頂部から進行するので、側頭部や後頭部に多い1型リダクターゼはAGAと大きく関係していないといわれています。

2型5αリダクターゼ

2型5αリダクターゼは前頭部と頭頂部の毛乳頭に多く存在し、1型よりもAGAに影響しているといわれています。
毛乳頭とは、髪の毛の成長をつかさどるところで、そこに作用することでAGAを進行させているんですね。

2型5αリダクターゼの方がAGAに強く影響しているといわれるのには、二つの理由があります。

  • 2型5αリダクターゼのほうがDHTを多く作り出しているから
  • 2型5αリダクターゼのほうが強力なDHTを作るから

まず一つ目の、2型5αリダクターゼのほうがDHTを多く作り出しているから

II型5α-リダクターゼが人間の体の全体のDHTの60%~70%を生み出しているのに対して、I型5αリダクターゼは残りの30%~40%のDHTを生産するだけである。

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作られるDHTの約7割は2型によるものなんですね。
確かに、2型による影響のほうが強いといえます。

ですが、これだけなら、「1型によるところも結構多いんじゃないの?」と思いますよね。

もう一つの理由として、2型の作りだすDHTのほうが強力、ということがあります。

Ⅱ型リダクターゼはⅠ型リダクターゼに比べ、より強力な男性ホルモンを生成すると言われています。

【用語集】5α-還元酵素Ⅱ型 | アイランドタワークリニック

より多く、より強力なDHTを作るため、2型5αリダクターゼのほうがAGAに影響しているというわけですね。

ほとんどのAGAは、2型5αリダクターゼが多く存在する前頭部・頭頂部から進行することから見ても、2型5αリダクターゼが大きく影響していることは事実でしょう。

それでは1型・2型5αリダクターゼによるAGAはどのように対策すればいいのでしょうか?
1型・2型5αリダクターゼの抑制に効果的な手段としてAGA治療薬の服用があります。

早速AGA治療薬がどのようなものなのか見ていきましょう。

AGA治療薬

治療薬は効果があるかもしれません
治療薬は効果があるかもしれません

AGA治療薬は、5αリダクターゼがテストステロンと結合することを防ぐことでDHTの生成量を減らし、AGAの進行を緩めるという作用があります。
具体的には、プロペシアやザガーロといった治療薬が有名。

  • ザガーロ  →1型と2型の両方の5αリダクターゼを抑制する治療薬
  • プロペシア →2型5αリダクターゼのみを抑制する治療薬

上記のように1型と2型の両方を抑制する治療薬や、2型の働きのみを抑制する治療薬があるので、検討中の人は、医師に相談したうえで、自分の体質にあったものを探してみてください。

また、個人輸入で安価な治療薬を手に入れることもできますが、偽造品などのリスクがあるので、お気をつけください。
ヘアラボのポリシーで個人輸入はおすすめしていません。


治療薬に関する関連記事を載せておきます。
興味のある人はぜひ読んでみてください。

いかがでしたか?

1型・2型の5αリダクターゼについてご説明してきました。

5αリダクターゼはAGAの原因となる厄介な存在ですが、対策法がないわけではありません。

自分にあった対策で、AGAをケアしていきましょう!